ゲリラ戦を闘うチェ・ゲバラは、夜になると兵士たちにネルーダの詩を読んでやるのをつねとしていた…
お前たちの死せる口を通じて語ろうとわたしはやってきた
地上に散在する
ありとあらゆる黙した唇を集めるのだ
わたしの血管と口に来い
わたしの言葉と血を通して さあ話すのだ
――山頂に登り、アメリカ大陸の過去を生きた人々、未来を生きる人々の声に耳を傾ける。
かあさん、
あなたが消えてゆく
長い長い窓のない廊下をカタカタカタカタゆくのです
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だれをまっているの
ああ、かあさん、あなたに会わせたかった人です