新刊・近刊

書肆山田




近刊重版 李禹煥(リウファン)詩集
立ちどまって

祖国を離れ、自ら歩む者としてさまざまな表現の最前列を行く美術家・李禹煥は、言葉による表現者でもある。著者による十全な推敲改訂を経た決定版詩集。

編集部

李禹煥 1936年、韓国慶南地方に生れる。1956年、来日。67年から美術作品を発表し、国際的に活躍する。美術作品『照応』『風と共に』『点より』『線より』『関係項』ほか、作品集『李禹煥版画全集1970-1998』『LEE UFAN』ほか、著書『余白の芸術』『出会いを求めて』『Selected Writings by Lee Ufan』『時の震え』『The Art of Encounter』ほか。6月に、建築家・安藤忠雄とのコラボレーションで直島に「李禹煥美術館」がオープンした。

20世紀末から21世紀初めにかけての詩を書く、あるいは詩を読む場は、どこにあるのだろうか。そのきわめて目覚ましいヒントの一つが、2000年までに書かれ2001年に上梓される李禹煥詩集『立ちどまって』である。(…)それは李禹煥の特殊性ではない。現代に生きている者はすべて真の意味で祖国を持たず、自分を自分たらしめているものを捜しつづけている。そのことの覚者としての李禹煥の作品は、絵も、詩も、つき抜けて明るく、どこか澄んだ笑いをひびかせている。―高橋睦郎

2月10日発売予定 A5 220ページ 2940円(本体2800円+税) 栞=高橋睦郎 ISBN978-4-87995-508-1 C1092 \2800E




新刊 木村迪*夫詩集
村への道

青年期より、枕頭に紙と鉛筆を置いて寝た。一行書いては床に伏し、二行書いては眠った。暗い日常との精神的格闘であった。こうしてわたしは村暮らしを生きてきた。そして今も生きている。

木村迪*

木村迪* 1935年山形県生れ、同県在住。詩誌「山形詩人」発行代表。詩集『飛ぶ男』詩集『光る朝』(丸山薫賞・山形県詩人会特別賞)『朗読詩集・まぎれ野へ』『いろはにほへとちりぬるを』(現代詩人賞)『マギノ村・夢日記』『まぎれ野の』(晩翠賞)『えれじい』『詩信・村の幻へ』(日本農民文学賞)『地郷』『喪牛記』『若い仲間たちへ贈る言葉』『わが中国紀行』『わが八月十五日』『何かが欠けている』『生きている家』、エッセイ評論小説に『山形の村に赤い鳥が飛んできた』『八月十五日』『収集車人民服務号』『くだものずいそう――〈農〉のイメージの再構築に向けて』『遙かなる足あと――四十年たった戦没家族の手記』『減反騒動記』ほか、編著『講座日本農民 農民と都市住民』など。また、長編ドキュメンタリー映画『無音の叫び声 農民詩人・木村迪*夫物語』がある。
*点1つではなく2つ


祖母の詠う悲痛な歌を草臥れきった身体の
底に響かせながら、凍える日々に這いのぼ
り、緑萌える日と黄光色の稔りを夢みて走っ
た坂──村の行く末を見詰めつつ、村へと
つらなるその道を、今、ゆっくりとたどる。

菊変 100ページ 2700円(本体2500円+税) 装画=田村明日香 ISBN978-4-87995-951-5 C1092 \2500E





新刊 馬場駿吉エッセイ集
意味の彼方へ
  ――荒川修作に寄り添って

複眼的、領域横断的な視点を共有思考基盤とする私は、荒川修作から終生、篤い信頼と友情を寄せられて来た。本書にはそれに応えるエクリチュールと貴重な証言を収めた。

馬場駿吉

馬場駿吉 1932年名古屋市生れ。俳人。美術評論家。名古屋市立大学名誉教授(耳鼻咽喉科学)、愛知県立芸術大学客員教授、名古屋ボストン美術館館長。評論『加納光於とともに』『星形の言葉を求めて』『時の晶相』『サイクロラマの木霊』『液晶の虹彩』句集『耳海岸』『幻視の博物誌』『海馬の夢』『夢中夢』『薔薇色地獄』『断面』

オブジェから
コーディノロジーまで

沈思の底から、
うねり立ち昇り暴発する
荒川修作の作品・
天命反転コーディノロジーの
出現に立ち会う。

四六 154ページ(図版16ページ) 2160円(本体2000円+税) 装幀=菊地信義 ISBN978-4-87995-950-8 C1071 \2000E




新刊 是永駿詩集
宙の上

明滅する意識のゆらぎの中から立ち現れる心象。思惟と官能とが合体し、明瞭な音節となって発せられる。言葉が音声的官能を帯びて詩語となる瞬間、詩が成立する――と思っている。

是永駿

是永駿 1943年門司市生れ、大分市で育つ。中国現代文学、とりわけ現代詩の翻訳紹介に専心する。訳書に北島『北島(ペイタオ)詩集』詩集『ブラックボックス』小説『波動』芒克詩集『時間のない時間』『芒克(マンク)詩集』(藤村記念歴程賞)『戈麦(ゴーマイ)詩集』など、共編訳書に『台湾現代詩集』『現代中国詩集』などがある。


そらのうえ──そこでも、やわらかな雨が谷を
ぬらし、小鳥と少女はさらなる天空をめざし、
男たちは迷い行き、女たちも時には笑みをこぼ
し、白い花びらが音もなく散る、のだろうか…。

A5変 96ページ 2592円(本体2400円+税) ISBN978-4-87995-949-2 C1092 \2400E





新刊 瀧克則詩集
道隠し

能面を打っている。打ち始めた頃は見えていなかった様々なところが、作を重ねるにつれて見えてくる。分厚い木の塊を彫り身の部分を削ぎ落すと、遙かなる時の表情が浮かび上がる。

瀧克則

瀧克則 1948年、大阪・堺市生れ。詩集『足の冷える場所』『墓を数えた日』(第一回小野十三郎賞受賞)『軟體』『器物』『水の根』

見るべきものを見させ、
あまつさえ見えないものをも
見させる細道にわけ入る。
今と未来を隔て繋ぐものでありながら、
深い渓に迷わせるであろう道をたどる。

A5変 110ページ 2700円(本体2500円+税) 装画装幀=倉本修 ISBN978-4-87995-948-5 C1092 \2500E




新刊
高柳誠詩集成

自らの資質に沈潜することと、詩の新たな領域を開拓することは、果たして両立可能なのか――そんな思いを秘めて書いた作品群である。各作品の手応えは今でも覚えているのだが…。

高柳誠

高柳誠 1950年、愛知県名古屋市生れ。詩集『高柳誠詩集成I』『月の裏側に住む』『大地の貌、火の声/星辰の歌、血の闇』『光うち震える岸へ』『鉱石譜』『廃墟の月時計/風の対位法』{『半裸の幼児』『夢々忘るる勿れ』『万象のメテオール』『イマージュへのオマージュ』}『』『樹的世界』『アダムズ兄弟商会カタログ第23集』『都市の肖像』(高見順賞)『綾取り人』『卵宇宙/水晶宮/博物誌』(H氏賞)『アリスランド』、『高柳誠詩集』、詩画集{『月光の遠近法』(画=建石修志)『星間の採譜術』(画=小林健二)『触感の解析学』(画=北川健次)}(以上三点で藤村記念歴程賞)、訳詩集『詩の標本箱』(訳=浅井イゾルデ)、エッセイ集『詩論のための試論』(近刊)『リーメンシュナイダー』『日本の現代詩』(共著=那珂太郎・時里二郎)ほか。本集成には、波括弧で囲んだ四詩集、三詩画集を収録。


詩の言葉──虚の淵から噴出し、私たちの内部に塞ぎがたい幾つもの穿孔をうがつ。

四六 482ページ 4104円(本体3800円+税) 栞=柄澤齊・山尾悠子 装幀=白井敬尚 ISBN978-4-87995-947-8 C1092 \3800E





新刊 能祖將夫詩集
魂踏み

七年ぶりの詩集として『魂踏み』と『あめだま』を同時に出すことにした。『魂踏み』には夕焼けや魂を巡る幻影のような詩を中心に41篇。今を生きる抒情を自らに問いながら。

能祖將夫

能祖將夫 1958年愛媛県新居浜市生まれ。第一詩集『曇りの日』、2015年第4回びーぐるの新人、神奈川県相模原市在住。

夕陽と猫と魂と…梟と螢と泣き止まない子供と
…大人になった私を追いかけてくるのは誰? 
子供のままの私が追いかけているのは何? と
つぜんおそってきたかなしみを、踏んで踏んで。

A5変 114ページ 2376円(本体2200円+税) 装画=三嶋典東 ISBN978-4-87995-945-4 C1092 \2200E




新刊 能祖將夫詩集
あめだま

七年ぶりの詩集として『あめだま』と『魂踏み』を同時に出すことにした。『あめだま』には実生活に材をもとめたものを中心に30篇。日々を生き抜く抒情を自らに課しながら。

能祖將夫

能祖將夫 1958年愛媛県新居浜市生まれ。第一詩集『曇りの日』、2015年第4回びーぐるの新人、神奈川県相模原市在住。


わけのわからないままに、この世というところ
に押し出されてきた日から、夕陽に似た何かを
頼りに歩いている。てくてくと。どこに向かっ
て?  少しだけ息を深くして、風をまねてみる。

A5変 114ページ 2376円(本体2200円+税) 装画=三嶋典東 ISBN978-4-87995-944-7 C1092 \2200E





新刊 四ッ谷龍句集
夢想の大地におがたまの花が降る

一句で世界のすべてを表現することが可能ではないだろうか。万物と人と俳句のあいだに共通するかたちがある。東と西の土地を歩きながら、その仕組みを考えた。

四ッ谷龍

四ッ谷龍 1958年生れ。俳人。1983年、現代俳句評論賞受賞。個人誌「むしめがね」編集発行人。句集『大いなる項目』『セレクション俳人22・四ッ谷龍集』『慈愛』、共著『LES HERBES M'APPELLENT〔草に呼ばれぬ〕』(冬野虹・ティエリー・カザルスとの共著)ほか。

反響し、谺する言葉。
揺れ続ける音と形象の境を浮遊する…憂鬱
からの恢復…武蔵野の地形の探求…災禍の
衝撃…天界と冥界の混交…全感覚の融合…

おがたま〔小賀玉、招霊〕:
モクレン科オガタマノキ属の常緑高木。三月から四月にかけて、直径3cmの花をつける。12枚の細い花被片は、尖のほうが白く、基部がうす赤い。モクレン科特有の甘い香りがするが、その芳香は儚いものである。神木として扱われ、熊野速玉大社、京都白峯神宮などの境内に植えられたものがとくによく知られている。自生の北限は房総半島南部で、東京以北に野生状態の木を見ることは稀である。

四六変 144ページ 2592円(本体2400円+税) ISBN978-4-87995-943-0 C1092 \2400E




新刊 鈴木志郎康詩集
化石詩人は御免だぜ、でも言葉は。

どんどん詩が書ける。良し悪しはともかく、次々に詩が書けるのが楽しく嬉しい。八十歳を越えてまるで高校生の頃のようだ。その老人の初々しさに付き合ってもらえれば、また嬉しい。

鈴木志郎康

鈴木志郎康 1935年生れ。詩集に『どんどん詩を書いちゃえで詩を書いた』『ペチャブル詩人』(丸山豊記念現代詩賞)『攻勢の姿勢』『声の生地』(萩原朔太郎賞)『胡桃ポインタ』(高見順賞)『石の風』『遠い人の声に振り向く』『タセン(躱閃)』『わたくしの幽霊』『家の中の殺意』『家庭教訓劇怨恨猥雑篇』『罐製同棲又は陥穽への逃走』(H氏賞)ほか、評論集に『結局、極私的ラディカリズムなんだ』『映画素志』『写真有心』『いま、詩を書くということ』『穂先を渡る』『純粋身体』『純粋桃色大衆』ほか、写真集に『眉宇の半球』、映像作品に『山北作業所』『内面のお話』『風の積分』『15日間』『写さない夜』『草の影を刈る』『日没の印象』ほか。


生きるから詩を書く。「極私詩」27篇。
ホイチャッポ、チャッポリ。新詩集。

菊変 258ページ 3240円(本体3000円+税) 装画=海老塚耕一 ISBN978-4-87995-942-3 C1092 \3000E





新刊 服部誕詩集
おおきな一枚の布

長く関西に暮らしていると、関西に関わる大きな事故や災害は不思議と、5のつく年に起こるものだと覚悟していた。夕べの事故と明け方の地震。いまもその非日常の夢を見る。

服部誕

服部誕 1952年、兵庫県芦屋市生れ。現在は大阪府箕面市在住。詩集『空を飛ぶ男からきいたという話と十八の詩篇』『首飴その他の詩篇』

冷徹なリアリズムと奇怪な幻想を携えて、作者は突然現れて、私たち詩仲間を驚かせた。サラリーマン生活者の苦い酒と家族の肖像が正しく刺繍されている一枚の大きな布。定年を過ぎて、作者の中の何者かが、深いいたわりをもって、丁寧にその人生の布を畳もうとしている。それはほとんど祈りに似た行為である。包まれた布から最終電車の悲鳴に似たベルが今なお聞こえて来る。出色の詩集と思う。─以倉紘平

A5略フランス装 88ページ 2592円(本体2400円+税) ISBN978-4-87995-941-6 C1092 \2400E




新刊 打田峨者ん句集
有翼樹

葦間に水漬くハイヒール/羽ばたかず手は膝のうへ夕端居/このたびは良夜のはうへ暮れゆけず/脳天の皺ぱつくりとチビ太寒(ザム)/見かけしが家猫もはや恋の猫

打田峨者ん

打田峨者ん 1950年生れ。俳人。俳画者(内田峨)。句歴28年、無所属。句集に『楡時間』『光速樹』『暴君龍忌』等。


ユーラシア葦間に水漬くハイヒール(連作)
羽ばたかず手は膝のうへ夕端居
月仰ぐ喪装の集団 神楽坂(句日記)
このたびは良夜の方へ暮れゆけず
脳天の皺ぱっくりとチビ太寒(ザム)(雑之部)

見かけしが家猫もはや恋の猫(春之部)
地平線 昏(クラ)き雪眼に水草(ミクサ)(オ)
しんがりも有刺線(バラセン)くぐり風光る
佐保姫のいらち踏み脱ぐ霞かな

A5変 164ページ 2700円(本体2500円+税) 飾画=内田峨 ISBN978-4-87995-940-9 Cl092 \2500E




りぶるどるしおる 82

新刊 矢野静明エッセイ集
日本モダニズムの未帰還状態

先に上梓したゴッホ論のテーマでもあった「別の近代」を提示する試みを引き継ぎ、今回は、モダニズムの単一性へと帰着する回路を脱け出て、更新され変容し続けるための二重性の創出へと向かう方途を探った。

矢野静明

矢野静明 1955年生れ。画家。著書に『矢野静明作品集成』『絵画以前の問いから』、個展「線描に関する断章」「色彩に関する断章」「種差enclave」「移動・移民」「アルトープール」「図形に向かって滲みだす」「映像からの落ち穂拾い」「異種交配を」ほか。

瀧口修造・北園克衛・鮎川信夫はいかに考えたのか。
問い返す矢野静明
瑛九・靉光・ベーコン・ゴッホはどのように描くのか。

世界を構成しながらも世界と対立する20世紀の、そして今世紀の芸術家たち…人はどのような思考に拠れば世界と共に、今をあらしめ、今を変容させ続けられるのか。絵画現場からの問い。

四六変 258ページ 3024円(本体2800円+税) ISBN978-4-87995-939-3 Cl370 \2800E




りぶるどるしおる 81
新刊 石井辰彦歌集
逸げて來る羔羊

様々な主題を技巧を尽して表現する詩的実験として、10首一連の連作短歌を作り続けて来た。その内の近什60篇を集成する。内省的だが攻撃的でもある、特別な歌集となった。

石井辰彦

石井辰彦 1952年生れ。歌人。創作に『ローマで犬だつた』『詩を弃て去つて』『蛇の舌』『全人類が老いた夜』『百花残る。と聞きもし、見もし……』(共同制作=西山美な子)『海の空虚』『バスハウス』『墓』『七竈』、評論『現代詩としての短歌


にげてくるこひつじ─そのおののきとあらがい 石井辰彦 連作短歌 …一匹(イッピキ)の羔羊(こひつじ)が逸(に)げ來る

嗟嘆とともにあるほかない、未来へのひそやかな呼びかけ……白皙の(敗衣の)羊飼に問ふ。─何故に爾の羊は鳴かぬ/是の世の誰そ彼時に、ひとり問ふ。─何故あの夏に死ななかつたか?

四六変 268ページ付録16ページ 3024円(本体2800円+税) ISBN978-4-87995-936-2 Cl392 \2800E





新刊 相澤啓三歌集
音叉の森

かつて声の森にわけ入り未聞の世界に共振した詩人が、いま重なる「苦」の下に遠鳴のように起きたこと、起こることに耳をこらす。その時、文語定型の軛が弾みのある翼ともなった。

相澤啓三

相澤啓三 1929年生れ。詩集『冬至の薔薇』『交換』『マンゴー幻想』(高見順賞受賞)『孔雀荘の出来事』『五月の笹が峰』『沈黙の音楽』『罪の変奏』『眼の殃』『ミス・プリーのとろけもの園遊会』『墜ちよ少年』『裸のままの十の詩その他の詩』『肉の鋏』『声の森・水の肋』『北方』『狂気の処女の唄』、歌集『光源なき灯台』『風の仕事』、詩画集『悪徳の暹羅雙生児』(画=建石修志)『魔王連祷』(画=横尾龍彦)、旅行記『仏陀の旅』(写真=福田徳郎)、音楽評論『オペラ・アリア・ベスト101』『オペラ・オペラ・オペラ―天井桟敷のファンからの』『オペラ知ったかぶり』『オペラ・アリア・ブック』『オペラの快楽』『音楽という戯れ』『そして音楽の船に』『猫のための音楽』

滅びの相の下に起きたこと、起ころうとすることに耳をこらす──詩人の魂に記憶の歎きと予兆の響きを伝える弾みある翼・短歌の形

樫の木の緑重しと見ゆるときさゆらぐ峡(かひ)の林を恋へり
ダンベルで鍛へ水夫と抱き合はむコルヴォー男爵に貴腐の雉肉
手術室へ病院の迷路押し渡り死の舟となるベッドもあらむ
ひたひたと鉄階段をひたくだり事の外側にいつまで生くる
ワイングラスかたへに愛の楽章をい寝(ね)ぬそのまま覚めざらましを

A5変 180ページ 3024円(本体2800円+税) 装画=建石修志 ISBN978-4-87995-938-6 Cl092 \2800E




新刊 峰岸了子詩集
夢みる卵と 空の青

ふつふつ心に湧いてくるもの。時間と共にますます色濃く鮮明になっていく、その思いや考えを単なる描写や印象で終わらせず、少ない言葉で多くを伝えたい。ギリギリの極みで。

峰岸了子

峰岸了子 1944年生れ。詩集『ことばあそび』(画=こがしわかおり)『いつしか 風になる』『かあさん』『恋文みたいに』『私の神は』『過去からの手紙』『三月の溺死』『たかが詩されど詩』『未知の季節に生きるのは』『習性のためのデッサン』『さらにもうひとつの朝が』アンソロジー『Continuation of Tomorrow 明日の続き』


やがてすべてが終わると
俺のあとを埋めるかのような
小さないのちの灯りが

そしてまた 物語が始まる

A5変 106ページ 2700円(本体2500円+税) 装画=峰岸伸輔 ISBN978-4-87995-937-9 Cl092 \2500E





新刊 稲垣瑞雄未刊行詩集
点滅する光に誘われて

この詩集は夫・稲垣瑞雄が自分の手で出版したいと思っていた詩集です――楢信子/2013年に闘病の末に亡くなった詩人が、病床でもペンを手放さず、筐底に置いて夫人に託した詩作群を集成。

稲垣瑞雄 1932―2013。愛知県豊橋市出身。62年、同人誌「ドン」に参加。74年から楢信子と二人誌「双鷲」を年2回発行。詩集『半裸の日々』『淡きものたちよ』『地の魚 星の魚』『月と蜉蝣』『神の礫』『海亀に聴け』『音の絵』、短篇小説集『泰山木』『鮎のいる川』『朱光院』『銀しゃり抄』『風の匠』『砂の記憶』『石の証言―米軍捕虜虐殺事件』『残り鮎』

いのちあるものたちへの慈しみを隠し抱きながらも、強靭な諧謔精神と痛快な言葉遊びと激しい叛きの姿勢を保持しつづけることによって、生の深奥へ降り行く詩人──未刊行詩群を集成

A5変 206ページ 3024円(本体2800円+税) 装幀=中島浩 ISBN978-4-87995-935-5 C1092 \2800E




新刊 河崎征俊詩集
渋田川幻想

詩は一瞬に生まれる丸い水滴のようなもの。どんなに小さくても小さな宇宙を保っているのだから。時の流れの中で自らの存在の意味を問う詩人の魂のさけびに耳を傾けていただきたい。

河崎征俊

河崎征俊 1944年生れ。詩集『夜へむかう陰影のオード』『海でカケスが翔んでいる風景』『ショパンの眠り』『閉ざされた沈黙』、翻訳書にフライ『同一性の寓話―詩的神話学の研究』ナイト『煉獄の火輪―シェイクスピア悲劇の解釈』ほか、研究書に『チョーサーと英米文学』『テクストの言語と読み』『中世文学への巡礼の道』『ワーズワス「序曲」論集』『チョーサーの「バースの女房」をめぐって』『チョーサーの詩学』『チョーサー文学の世界』ほか。


すきとおった水滴のような詩の言葉──小さな記憶の織り成す枝道を転びゆき、細い叫びのような生の無数のふるえを集め、宇宙大の水滴幻像を映し出す。

菊変 234ページ 3240円(本体3000円+税) 栞=東雄一郎・井上輝夫・繁尾久 ISBN978-4-87995-934-8 Cl092 \3000E




図書館協会選定図書
りぶるどるしおる 80

新刊 笠井叡
カラダと生命――超時代ダンス論

カラダは常に時代を呼吸し、時代と共に生きています。こんな時代になるとは…天と地、光と闇がひっくりかえるような…この本は昨年一年間の、現在進行形の戦いから生まれた文章です。

笠井叡

笠井叡 1943年生れ。舞踏家。大野一雄・土方巽に親炙し、多くの舞踏公演を世界各地で行う。またオイリュトミーシューレ天使館を主催する。著書に『カラダという書物』『未来の舞踊』『神々の黄昏』『精霊舞踏』『天使論』、写真集に『透明迷宮』(写真=細江英公)『銀河革命』『ダンスドゥーブル』など。

身体とともに時代の中に在るということ
考え尽す 笠井叡
時空を超えて、今あろうとする命、ということ

混迷と変容の真只中に在る21世紀の人間──植物生命動物生命を摂取することで鉱物を体内に獲得する人間生命は、今や、悠久の鉱物生命の一環としてのみ在り得るのではないか。

四六変 460ページ 3456円(本体3200円+税) 写真=神山貞治郎 ISBN978-4-87995-933-1 Cl373 \3200E




図書館協会選定図書
新刊
高柳誠詩集成I

初期の七詩集を収めた詩集成である。遠いようで近い、近いようで遠い、不思議に遠近感を失った世界に感じられる。個々の詩的宇宙が七つまとまると、どんな相貌を見せてくれるのだろう。

高柳誠

高柳誠 1950年、愛知県名古屋市生れ。詩集『月の裏側に住む』『大地の貌、火の声/星辰の歌、血の闇』『光うち震える岸へ』『鉱石譜』『廃墟の月時計/風の対位法』『半裸の幼児』『夢々忘るる勿れ』『万象のメテオール』『イマージュへのオマージュ』{『』『樹的世界』『アダムズ兄弟商会カタログ第23集』『都市の肖像』(高見順賞)『綾取り人』『卵宇宙/水晶宮/博物誌』(H氏賞)『アリスランド』}(本集成には波括弧で囲んだ7詩集を収録)、詩画集『月光の遠近法』(画=建石修志)『星間の採譜術』(画=小林健二)『触感の解析学』(画=北川健次)(以上三点で藤村記念歴程賞)、集成詩集『高柳誠詩集』、訳詩集『詩の標本箱』(訳=浅井イゾルデ)、エッセイ集『詩論のための試論』(近刊)『リーメンシュナイダー』『日本の現代詩』(共著=那珂太郎・時里二郎)ほか。


「世界」と「私」の間にあって、「詩の言葉」は何を生きるのか──生のたぎりをあらしめ、映し出し、虚の深淵に投げ込むのではなかろうか。

四六 474ページ 4104円(本体3800円+税) 栞=高山宏・阿部日奈子 装幀=白井敬尚 ISBN978-4-87995-932-4 C1092 \3800E





新刊 高啓詩集
午後の航行、その後の。

「おれ」は左遷され、二男に子ができる。するとメトロポリスの女は去っていき、末期がんの蒔絵師は死ぬ。雪坂下の女に通いつつも、故郷の女に拒絶され、それを口実に「おれ」は故郷を捨てる……。

高啓

高啓 1957年、秋田県生れ。山形市在住。詩集『女のいない七月』『ザック・デ・ラ・ロッチャは何処へいった?』『母を消す日』『母のない子は日に一度死ぬ』ほか。

流れにつかり、小舟を推す。
片腕に
悪い心を詰め込んだ袋をぶら下げ
むずかる幼い者を抱きながら。
──きみは生きたいように生きることができるか。

A5変 80ページ 2592円(本体2400円+税) 装画=宮﨑恵子 ISBN978-4-87995-931-7 Cl092 \2400E




新刊 相沢正一郎詩集
風の本――〈枕草子〉のための30のエスキス

眉にしわを寄せず、寝そべって読んでください。眠ってしまったって、かまいません。あなたが目をさましたとき、あしもとの日々がこの本のページと地続きでありますように。

相沢正一郎

相沢正一郎 1950年生れ。詩集『プロスペロ―の庭』『テーブルの上のひつじ雲/テーブルの下のミルクティーという名の犬』(藤村記念歴程賞受賞)『パルナッソスへの旅』(H氏賞受賞)『ミツバチの惑星』『ふいに天使が きみのテーブルに着いたとしても』『リチャード・ブローティガンの台所』ほか。


風がやってきて本のページを繰る。
ページの陰に潜んでいたものたちが身を起す。
とぼとぼ辿るデコボコ坂でわたしを追い越し
一千年後の不安な目覚めへと吹き送られる。

A5変 100ページ 2592円(本体2400円+税) 装画=相沢律子 ISBN978-4-87995-930-0 Cl092 \2400E





新刊 野村喜和夫詩集
久美泥日誌

本書はわが「抒情小曲集」。若い「ぼく」と老いた「私」が恋する主体を分有しつつ、「久美泥」(クミネ=組み寝?)を織り上げていきます。暴動の匂い、夜の武蔵野、脳梁をつたう水…

野村喜和夫

野村喜和夫 1951年生れ。詩集『芭(塔(把(波』『難解な自転車』(歴程賞)『ヌードな日々』『ZOLO』『言葉たちは芝居をつづけよ、つまり移動を、移動を』『plan14』『稲妻狩』『スペクタクル』『街の衣のいちまい下の虹は蛇だ』『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『幸福な物質』『風の配分』(高見順賞)『草すなわちポエジー』『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)『わがリゾート』ほか、エッセイ・評論に『萩原朔太郎』(歴程賞)『移動と律動と眩暈と』(鮎川信夫賞)『詩のガイアをもとめて』『オルフェウス的主題』『現代詩作マニュアル』『金子光晴を読もう』『二十一世紀ポエジー計画』『散文センター』など、ほかに翻訳・詩画集がある。

かつての日
きみはぼくの前に出現した。
まばゆいばかりの姿で。

今、
星を食べる者、行く先を知らぬまま歩く者、
──老いた私。
脳の皺のそちこちに、
魂の中心にぽっかりあいた穴に、
見え隠れする
きみ。

A5変 96ページ 2592円(本体2400円+税) ISBN978-4-87995-929-4 Cl092 \2400E




新刊 岩辺進写真エッセイ集
ケンポナシの木蔭で

でんぐりかえってホイ でんぐりかえってホイ ハリネズミといっしょにひと巡り 手のひらサイズのワンダーランド

岩辺進

岩辺進 1949年静岡市生れ。詩集『メンドリが唄えば』『危険な下り坂』(中日詩賞新人賞)ほか


野原を歩む
鳥たち花たち虫たちと蜂飼う人と……
広い野原の日々に小さな輝きを見せるものたち。

四六変 96ページ 1296円(本体1200円+税) 写真=岩辺進 ISBN978-4-87995-927-0 C1095 \1200E





新刊 朝倉勇・脇田和詩画集
女のひとと鳥

いい絵を見ると、イメージがふくらみ、自然に言葉が浮かんできます。脇田和さんの絵には、心をふくらませる力が備わっているのでしょう。浮かんだ言葉もニュアンスのあるものとなり、絵と言葉はハーモナイズされます。フランス語訳の詩も入れ、ハーモニーをふくらませてみました。

朝倉勇

朝倉勇 1931年生れ。詩集『散骨の場所』『みてみたい』『田園スケッチ』『鳥の歌』(丸山豊記念現代詩賞)『麻布仙台坂の日曜日』『神田川を地下鉄丸の内線電車が渡るとき』『鬼の蟲』『十月の幕』『掟』、物語『ポールと小鳥』(絵=安野光雅)
脇田和 1908─2005。画家。ベルリン国立美術学校に留学。帰国後、小磯良平・猪熊弦一郎らと新制作派協会を結成。東京芸術大学で教鞭をとった。主な作品に『窓』『対話する鳥たち』など。

B5変 38ページ 2160円(本体2000円+税) 協力=脇田美術館 仏訳指導=ミレイユ・ラサモエラ 装幀=サダヒロカズノリ ISBN978-4-87995-923-2 Cl092 \2000E




新刊 青山雨子詩集
ナポレオン食堂

詩は、日本語を使うすべての人のものだ。女が書く詩は男に向けられるべきだし、そのように世の中が熟成していけば、いつか男が書く詩が女に向けられるようになると思う。

青山雨子

青山雨子 1961年福井県武生市(現越前市)生れ。詩集『芭蕉』『レモン』『白い地図』『暇な喫茶店』『階段のさき』


おーい、その先は国境だぞ──そんなことは気にも留めない。入り
乱れる記憶と夢と現実の境を踏み越えてゆく賑かな人たちの足取り。

A5変 88ページ 2592円(本体2400円+税) 装幀=青山咲子 図案=田畑裕三郎 ISBN978-4-87995-926-3 C1092 \2400E





新刊 熊沢加代子詩集
自画像のための忠実な画布

詩は言葉で描かれる一枚の自画像なのかもしれません。鏡に映る諸々のもの、さらには鏡に映らないものをも描き得た時、詩は画布の中に内なるものを視ることができるのでしょう。

熊沢加代子

熊沢加代子 1947年福岡県生れ。詩集『子供の情景』『応用問題』『SEE SAW』

もうカクレンボはしない
したくても出来ない…空にくっきりと線を描く飛行機雲。
だが、自画像はそうはゆかない。見えない線も描かれる。
姿を隠すのではなく、複雑に描き加えられ、見つけられる
ことなく消える線──日々の輝翳に応答しようとする思索。

A5変 106ページ 2700円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-928-7 Cl092 \2500E




第46回高見順賞受賞
新刊 財部鳥子詩集
氷菓とカンタータ

夏の菓子では葛桜よりアイスキャンデーが好きです。早く溶ける物は美しい。雲はすべて水であるといった女性天文学者の言葉も好きです。私の詩もそうありたい。

財部鳥子

財部鳥子 1933年新潟生れ。中国東北で育つ。1946年、日本へ引き揚げる。主な詩集に『胡桃を割る人』『衰耄する女詩人の日々』『モノクロ・クロノス』(詩歌文学館賞)『烏有の人』(萩原朔太郎賞)『中庭幻灯片』(現代詩花椿賞)『西游記』(地球賞)『腐蝕と凍結』『わたしが子供だったころ』、小説『天府 冥府』、エッセイ『猫柳祭―犀星の満洲』『無垢の光』『詩の贈りもの12カ月』、翻訳(共訳)『現代中国詩集・チャイナミスト』『億万のかがやく太陽』などがある。


美しい音楽にかさなって聞こえてくるもう一つ
の小さな響き───細ることなく消えることも
ない記憶を拳に握りしめ、世界で一番さびしい
少年が走る。大江の川波にむかって、「おーい」
と叫んでいる。遠い未来が少しかすんで揺れる。

A5変 152ページ 2808円(本体2600円+税) 装幀=金山常吉 ISBN978-4-87995-925-6 Cl092 \2600E





新刊 宇佐美孝二詩集
森が棲む男

物のなかに広がる宇宙。あるいは宇宙のなかで震えるわたしたちと物との関係。生きていると言う、つまりは消えゆく存在。そうした孤独な震えが読者に届きますように。

宇佐美孝二

宇佐美孝二 1954年生れ。詩集『空の擬音が、ふ』『僕の太りかたなど』『浮かぶ箱』(中日詩賞)『虫類戯画』(詩と創造賞)『ひかる雨がふりそそぐ庭にいて』

生きることの陰を帯びながらひそやかにただ在る
物たち…ざわめき生きる物たち…。それら物たち
の息づきと震え。切れ切れの悲鳴のような。記憶
の底に棲みついている森の透明な物語りのような。

A5変 134ページ 2700円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-924-9 Cl092 \2500E




新刊 安藤元雄詩集
樹下

とある立木の根方に置かれた石くれの中で、摩滅しかかった人の形がかすかな微笑を浮かべている。道祖神か、それとも地蔵尊か、その無言のたたずまいが、たぶん、いまの私にとっては詩をなすのだ。

安藤元雄

安藤元雄 1934年生れ。詩集『わがノルマンディー』(藤村記念歴程賞・詩歌文学館賞受賞)『フーガの技法』『めぐりの歌』(萩原朔太郎賞受賞)『カドミウム・グリーン』『夜の音』(現代詩花椿賞受賞)『この街のほろびるとき』『水の中の歳月』『イタリアの珊瑚』『椅子をめぐって』『船とその歌』『秋の鎮魂』、集成詩集『現代詩文庫・安藤元雄詩集』『現代詩文庫・続安藤元雄詩集』、詩論『フランス詩の散歩道』ほか、翻訳に『シュペルヴィエル詩集』ボードレール『悪の華』マラルメ『折りふしの詩句』、『フランス名詩選』(共訳)ベケット『モロイ』『名づけ得ぬもの』、グラック『シルトの浜辺』『アルゴールの城』ほか多数がある。


樹があって 私がいて
その二つが実は同じことで……
風に葉先と視覚が揺らぎ、木漏れ日がころがる。小鳥た
ちと雨粒の飛来を受け入れ、落ち葉の退散も芽吹きの再
来も認める。すでに喪っているはずのものが身内で疼く
のを確かめ、ゆっくりと通り過ぎて行くものを感じ取る。

A5変 88ページ 2592円(本体2400円+税) 装幀=菊地信義 ISBN978-4-87995-922-5 Cl092 \2400E





新刊 岬多可子詩集
飛びたたせなかったほうの蝶々

底にある泥から浮かび上がる夢の泡。そんなものを掬い取ろうとして、この四年間も同じ場所にいつづけました。飛びたたせずにあった声も、水や風、人の流れに乗せてみることにいたしましょう。

岬多可子

岬多可子 1967年生れ。詩集『静かに、毀れている庭』(小野市詩歌文学賞受賞)『桜病院周辺』(高見順賞受賞)『花の残り』『官能検査室』

…世界は狂おしく荒れ壊れた…それから…内
深くに秘匿されているものが、底の知れない
虚空で、身をねじ切るように羽を震わす──

A5変 158ページ 2808円(本体2600円+税) ISBN978-4-87995-921-8 Cl092 \2600E




第31回詩歌文学館賞詩部門受賞
新刊 鈴木東海子詩集
桜まいり

晴れた日に曇りの日に雪の日に風のふく嵐の日にも立ちどまりうずくまるかたちで言葉があり今日をめくり明日をめくり遠い日をめくるように記憶をめくると詩があります。

鈴木東海子

鈴木東海子 1945年生れ。詩集『草窓のかたち』『野の足音』『黒兎の家』『類夢』『旅の肖像画』『日本だち』『町立病院の朝食』『後向き青空』『ロープ付きジャンプ』『補助なし自転車のペダル』、エッセイ『詩の尺度』『詩の声』がある。


〈どこまでも行くよ。 〈ひかりのなかね。
──木々のあいだ、花々のなかを囁きかわす声。私の内奥を
揺すり鎮める響きだ。遙かな人に届ける、いくつものよびかけ。

菊変 96ページ 2592円(本体2400円+税) 装画=鈴木研之輔 ISBN978-4-87995-920-1 Cl092 \2400E





重版 サミュエル・ベケット/訳=宇野邦一
伴侶

言葉の極北で表現を紡いだ作家の小品。時の層の下に拉がれた身体を把捉しようとする精神の闇の底で、少年期の煌く記憶を綴合せ、存在の不確かな光輝を手さぐる

7月15日発売予定 四六変 115ページ 2160円(本体2000円+税) ISBN978-4-87995-207-3 C1398 \2000E




重版 サミュエル・ベケット/訳=高橋康也・宇野邦一
また終わるために


きちがいじみた思い出の堆肥としての生を見つめるベケット。終局まで「死の時」を重ねる生を描く。
二つの言語で書くベケットはまた、寒々とした生の現実を不可思議なおかしみとして描く。自身の内部に響いている幾つもの声・思考の呟きを聞く。

四六変 115ページ 2160円(本体2000円+税) ISBN978-4-87995-420-6 C1397 \2000E





重版 サミュエル・ベケット/訳=長島確
いざ最悪の方へ

宙を切り身を細らせる隕石、そのかけらが放つ閃光にも似たベケット最後のつぶやき。ことの始まり、すなわち終りの始まり、終りの終りに視線を定めるベケット。〈なにを──なんと言うか──〉自己・言葉の交響とその消尽を見届ける。

7月15日発売予定 四六変 115ページ 2160円(本体2000円+税) ISBN978-4-87995-471-8 C1397 \2000E




新刊 馬場駿吉エッセイ集
加納光於とともに

加納光於の作品・人との親交は半世紀を超える。加納さんは多彩な美術領域を踏破し、今なお全身的画業の手を休めない。そこに伴走させていただいた体験を言語化し、一冊に編んだ。

馬場駿吉

馬場駿吉 1933年、名古屋市生れ。俳人・現代芸術評論家。耳鼻咽喉科学の権威として世界的に活動している。現・名古屋ボストン美術館館長。評論に『星形の言葉を求めて』『時の晶相』『サイクロラマの木霊』『液晶の虹彩』、句集に『耳海岸』『幻視の博物誌』(森眞吾との句画集)『海馬の夢』『夢中夢』『薔薇色地獄』『断面』がある。


疾駆する加納光於の画業に並走する50年の思考
共震する精神の接近─3度にわたる対話を併録
画家と並走する思考の軌跡

四六変 178ページ 2160円(本体2000円+税) 加納光於作品8点印刷再現収録 装幀=菊地信義 ISBN978-4-87995-919-5 C1071 \2000E





新刊 打田峨者ん句集
楡時間─「組曲類」

天心には蜜がベットリ 馬乳は桶に/刻々古る青き遊星 蟻急ぐ/楡時間 柄の腐れたる霧の斧//ライト前 水の春なり 草野球/後逸と見るや韋駄天 猫柳/邪飛ひとつ春水に墜つ 地平線

打田峨者ん

打田峨者ん 1950年11月、東京小金井生れ。句集に『光速樹』『暴君龍忌』。詩画集に『プロメテウス・コンプレックス』(内田晃名義)。また画家・内田峨としても活動している。

天心には蜜がベットリ 馬乳は桶に
刻々古る青き遊星 蟻急ぐ
真闇より黝し 未明の楡新樹
負ひ来たる母なる望楼 地平線
白息に濡るる骨笛 降る降る雪
「楡時間〉四季〈巡礼の斧」より

ライトまへ水の春なり 草野球
後逸と見るや牟駄天 猫柳
永き日のセカンド・ライナー 拝み捕り
邪飛ひとつ春水に墜つ 地平線
「球春地平線」より

A5変 138ページ 2808円(本体2600円+税) 飾画=内田峨 ISBN978-4-87995-918-8 Cl092 \2600E




新刊 小林弘明詩集
F・ヨーゼフ

『F・ヨーゼフ』は、カフカ『城』の測量士Kが謎めいた動機によってヨーゼフと騙ることを引用としながら、取り違えという劇場での、あざとさと無意識の奇妙なバランス、分身と解釈を生んでゆく手紙のような連作になっている。

小林弘明

小林弘明 1960年生れ。詩集『分極論』『分子状基質』『不規則な組換えと長い転移を巡る装置』


F・ヨーゼフとは誰なのか?
クリミア半島に立ち迷う消え消えの影。
翳りは深まりながら遁れてゆく。
幾度も幾度も試みられる接近。
掻き消えまた現われる虹を欠片として捕えようとして。
…彼は、あなたの、私の写像なのかもしれない…
…誘惑の囁きが響く…カフカの?…

菊変 134ページ 2808円(本体2600円+税) ISBN978-4-87995-915-7 Cl092 \2600





新刊 鈴木志郎康詩集
どんどん詩を書いちゃえで詩を書いた

わたしは自分の人生を今まで何回もひねってきたんですね。この「どんどん詩を書いちゃえで詩を書いた」はわたしの人生の最後の「ひねり」かな、なんて思ったりしてます。

鈴木志郎康

鈴木志郎康 1935年生れ。詩集に『ペチャブル詩人』(丸山豊記念現代詩賞)『攻勢の姿勢』『声の生地』(萩原朔太郎賞)『胡桃ポインタ』(高見順賞)『石の風』『遠い人の声に振り向く』『タセン(躱閃)』『わたくしの幽霊』『家の中の殺意』『家庭教訓劇怨恨猥雑篇』『罐製同棲又は陥穽への逃走』(H氏賞)ほか、評論集に『結局、極私的ラディカリズムなんだ』『映画素志』『写真有心』『いま、詩を書くということ』『穂先を渡る』『純粋身体』『純粋桃色大衆』ほか、写真集に『眉宇の半球』、映像作品に『山北作業所』『内面のお話』『風の積分』『15日間』『写さない夜』『草の影を刈る』『日没の印象』ほか。

詩のことばはどこにもかしこにもころがっているわけではない。どんどん読んじゃえ……コレ詩ダヨ。うんっぐっく。

菊変 170ページ 3024円(本体2800円+税) 装画装幀=海老塚耕一 ISBN978-4-87995-917-1 C1092 \2800E




新刊 渡辺彰詩集
月の庭│庭の月

「食らうべき詩」たろうとしてできた集。風景の心象化にも心象の風景化にも偏らぬ言葉…とだけ念じ、ぽつぽつ書いたり長く書かなかったりの後の、ようやくの開始点です。

渡辺彰

渡辺彰 1954年、愛媛生れ。詩集『風の頬まで』『谷間からの15編』


一本の木のある庭。
月の光があるだけの庭。
──ふりそそぎあふれくつがえり行き悩む言葉の洪水。

A5変 114ページ 2700円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-916-4 Cl092 \2500E




図書館協会選定図書

新刊 冬野虹
冬野虹作品集成

第鬼=俳句――『雪予報』『網目』/栞=吉岡実・中西夏之/A5変型・264頁
第挟=詩――『頬白の影たち』/栞=白石かずこ・高橋睦郎/A5変型・300頁
第郡=短歌ほか――『かしすまりあ』(歌集)『桜の木』(エッセイ)『葉の上の』(童話)『あしたりすに』(歌詞集)ほか年譜/栞=永島靖子・野崎歓/A5変型・204頁

俳句、自由詩、短歌、散文などさまざまな分野にひろがりを持ちながら、冬野虹の作品は形式の間に落差を感じさせない。無限の想像力が、ジャンルの境界を越えて駆け巡る。

四ッ谷龍

冬野虹: 1943年、堺市に生れる。ジャンルを越えてさまざまの言語表現を試み、また美術表現においても数多くの作品をのこした。俳句で「鷹新人賞」を受けるなど、多くの表現者から高い評価・支持・期待を集めたが、2002年に急逝。既刊句集に『雪予報』。
四ッ谷龍: 1958年、札幌市生れ。俳人。74―86年、俳句雑誌「鷹」に投句。87年に妻の冬野虹とともに二人誌「むしめがね」を創刊、冬野の没後は個人誌として継続している。句集に『大いなる項目』『セレクション俳人・四ッ谷龍集』『慈愛』。

俳句・詩・短歌・物語・歌詞など、冬野虹言語表現のほぼ全貌を捉える作品集成
言葉の境界領域を軽々と越えて、広い言語領野を飛翔する作品群──

光とともに孵化する作品群──

8424円(本体7800円+税、分売不可) 編集=四ッ谷龍 装幀=間村俊一 ISBN978-4-87995-914-0 C1092 \7800E




図書館協会選定図書
新刊 イーディス・シットウェル/藤本真理子=訳
ヴィクトリア──英国女王伝

本書は、ヴィクトリア女王個人と社会・世界を同時に照射して、人間と時代を巨大なタペストリーに織り上げた言葉の宇宙である。星の凝視の遊行詩人、面目躍如の書をお届けする。

藤本真理子

イーディス・シットウェル 1887-1964。英国の代表的現代詩人・文筆家。T.S.エリオットと併称される詩人としては、もっとも衝撃を与えた詩集『黄金海岸の風習』『原子時代の三つの詩』のほかに、ウォルトンの音楽とともに舞台で朗読されさんざんな不評を買った実験詩『ファサード』、『田園喜劇』『眠れる美女』『街の歌』『薔薇のカンティクム』その他があり、邦訳詩集『惑星の蔓』『凍る℧』に多くの作品が訳出されている。評論に『アレグザンダー・ポープ伝』、エッセイに『英国奇人伝』などがある。
藤本真理子 1947年生れ。詩人。訳詩集にシットウェル『惑星の蔓』『凍る℧』、詩集『触れなば』『スプレイ・マム』『眠り舞』『イリスの神話』、評論集『愛の破片──映像と生贄』。


技術変革と人類の進歩を信奉して希望のきざしはじめる世紀。その時代を形づくり、混迷もし悲嘆苦悩もする幾多の人々。その中を生き抜く一人の女王、一人の女性、一人の人間。そして時代をともにした数多の人間たちの懸命の生──歴史評伝文学の最高峰。

ヴイクトリア(英国女王 :在位1837-1901)──国民は女王の中に、苦しみ悩む一人の人間を、自分たちと同じ法則に従い、同じ愛、同じ希望と恐怖に囚われている人間を今一度見たのだ。(本文より)

四六変 432ページ 3780円(本体3500円+税) 装幀=菊地信義 ISBN978-4-87995-910-2 C1097 \3500E






林 美脉子 エフェメラの夜陰 菊変 74ページ 2310円(本体2200円+税) ISBN978-4-87995-909-6
細田 傳造 水たまり A5変 130ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-908-9 第22回埼玉詩人賞、第22回丸山薫賞
渡辺 洋 最後の恋 まなざしとして 四六変 100ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN978-4-87995-906-5
杜 みち子 ぱらっぱ らっぱ 菊変 142ページ 2730円(本体2600円+税) ISBN978-4-87995-905-8
平田 聡 耀く海 A5変 140ページ 2730円(本体2600円+税) ISBN978-4-87995-904-1
亀井 知永子 地球の蜜を吸う A5変 130ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-903-4
峯尾 博子 交信 A5変略フランス装 98ページ 2520円(本体2400円+税) ISBN978-4-87995-902-7 第21回埼玉詩人賞
若宮 明彦 海のエスキス A5変 114ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-898-3
神原 良 X(イクス) A5変 96ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN978-4-87995-901-0
季村 敏夫 膝で歩く A5変 138ページ 2730円(本体2600円+税) ISBN978-4-87995-900-3
重版高橋 順子 海へ A5変 130ページ 2520円(本体2400円+税) ISBN979-4-87995-899-0 第10回三好達治賞、第52回藤村記念歴程賞
高柳 誠 月の裏側に住む A5変 110ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-896-9
荒木 時彦 drop A5変略フランス装 50ページ 1890円(本体1800円+税) ISBN978-4-87995-895-2
及川 馥 月と重力 A5変 138ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN978-4-87995-893-8 茨城新聞社賞
淺山 泰美 ミセスエリザベスグリーンの庭に A5変 120ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-891-4

高橋 順子 高橋順子詩集成 四六 309ページ 3675円(本体3500円+税) ISBN4-87995-394-69
重版池澤 夏樹 池澤夏樹詩集成 四六 222ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-373-39
矢川 澄子 新装版 矢川澄子作品集成 四六 700ページ 7875円(本体7500円+税) ISBN4-87995-465-9 C1093 \7500E
伊藤 聚 伊藤聚詩集成 四六 608ページ 7875円(本体7500円+税) ISBN4-87995-510-8
辻 征夫 辻征夫詩集成 新版 四六 642ページ 5040円(本体4800円+税) ISBN4-87995-585-X 図書館協会選定図書

築山 登美夫 詩的クロノス 四六 352ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN978-4-87995-836-5
財部 鳥子 猫柳祭 犀星の満州 四六変 154ページ 1890円(本体1800円+税) ISBN978-4-87995-827-3
野村 喜和夫 移動と律動と眩暈と 四六変 216ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN978-4-87995-818-1
林 浩平 裸形の言ノ葉 四六 202ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN978-4-87995-724-5
重版白石 かずこ 詩の風景・詩人の肖像 菊変 466ページ 3675円(本体3500円+税) ISBN978-4-87995-723-8
小野 正和 旅する言葉 四六変 116ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN978-4-87995-698-9
関根 賢司 古典漂泊 A5変略フランス装 224ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-666-X
高橋 睦郎 歌枕合 四六変 180ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-655-4
石井 茂 匣の中の宙 A4変函入 80ページ 4200円(本体4000円+税) ISBN4-87995-651-1
岡井 隆 『赤光』の生誕 四六 476ページ 3990円(本体3800円+税) ISBN4-87995-637-6 図書館協会選定図書
片岡 直子 おひさまのかぞえかた 四六 282ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-636-8
川崎 洋 旅ゆけば 四六 216ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-561-2
吉増 剛造 ブラジル日記 四六変 190ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-540-X
秋元 幸人 吉岡実アラベスク 四六上製カバー装 500ページ 3990円(本体3800円+税) ISBN4-87995-543-4
森 乾 父・金子光晴伝 夜の果てへの旅 四六上製カバー装 400ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-542-6
山内 由紀人 神と出会う 高橋たか子論 四六 360ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-537-X
重版辻 征夫 ゴーシュの肖像 四六 370ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-536-1
重版人形制作=四谷 シモン/写真撮影=篠山 紀信 NARCISSISME 四六倍函入 136+72ページ 3990円(本体3800円+税) ISBN4-87995-443-8
清水 哲男 蒐集週々集 四六変 329ページ 2447円(本体2331円+税)
池澤 夏樹 星界からの報告 四六変 142ページ 2039円(本体1942円+税)
中村 鐵太郎 詩について ──蒙昧一撃 四六変 316ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-435-7
重版石井 辰彦 現代詩としての短歌 四六変 305ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-473-X
宇野 邦一 他者論序説 四六変 261ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-483-7
近刊ピエル・パオロ・パゾリーニ/訳=和田 忠彦 映像の詩・詩の映像

藤井 貞和 うた ゆくりなく夏姿するきみは去り 四六変 144ページ 2520円(本体2400円+税) ISBN978-4-87995-825-9
石井 辰彦 詩を弃て去つて A5変 172ページ 3150円(本体3000円+税) ISBN978-4-87995-816-7
清水 哲男 打つや太鼓 B6変フランス装(172×106 128ページ 1890円(本体1800円+税) ISBN4-87995-583-3
吉岡 実 奴草 四六変函入 128ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-575-2
重版岡井 隆 E/T 四六変 164ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-530-2
森内 俊雄 空にはメトロノーム A5変函入フランス装 136ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-578-7
関口 涼子 二つの市場、ふたたび 四六変 90ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-512-4
辻 征夫 ボートを漕ぐもう一人の婦人の肖像 127ページ 1890円(本体1800円+税) ISBN4-87995-464-0
飯島 耕一 六波羅カプリチョス 四六変函入 240ページ 2940円(本体2800円+税) ISBN4-87995-460-8
辻 征夫 絵本摩天楼物語   菊変函入 127ページ 2940円(本体2800円+税)
江代 充 黒球 四六変 143ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-415-2

イーディス・シットウェル/訳=藤本 真理子 惑星の蔓 イーディス・シットウェル詩集 四六 516ページ 5040円(本体4800円+税) ISBN978-4-87995-824-2
重版フリードリヒ・ニーチェ/訳=河内 信弘 ニーチェ詩集 菊変 320ページ 3990円(本体3800円+税) ISBN978-4-87995-700-9
サン=ジョン・ペルス/訳=有田 忠郎  菊変略フランス装 232ページ 3150円(本体3000円+税) ISBN4-87995-694-5
アウグスト・モンテロッソ/訳=服部 綾乃、石川 隆介 黒い羊 他 菊変 160ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-677-5
ニコライ・コーノノフ/訳=たなか あきみつ さんざめき 四六変 188ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-657-0
ジョナス・メカス/訳=村田 郁夫 どこにもないところからの手紙 四六変 201ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-654-6
エズラ・パウンド/訳=小野 正和、岩原 康夫 大祓 菊変 268ページ 3570円(本体3400円+税) ISBN4-87995-643-0
ジェイムズ・メリル/訳=志村 正雄 ミラベルの数の書 菊変 480ページ 4725円(本体4500円+税) ISBN4-87995-632-5
パブロ・ネルーダ/訳=野谷 文昭 マチュピチュの頂 菊変 120ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-624-4
クリスティアン・モルゲンシュテルン/訳=種村 季弘 絞首台の歌 A5変 292ページ 3675円(本体3500円+税) ISBN4-87995-569-8
オクタビオ・パス/訳=野谷 文昭 鷲か太陽か? 四六変 212ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-555-8
イヴァン・ジダーノフ/訳=たなか あきみつ 太陽の場所 菊変 188ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-532-9
アンリ・ボーショー/訳=宮原 庸太郎 アンチゴネ 四六変 477ページ 3150円(本体3000円+税) ISBN4-87995-517-5
トリスタン・ツァラ/訳=宮原 庸太郎 アンチピリン氏はじめて天空冒険 菊変 296ページ 3675円(本体3500円+税) ISBN4-87995-507-8
吉田 裕 バタイユの迷宮 四六 312ページ 3360円(本体3200円+税) ISBN978-4-87995-701-6
ジョルジュ・バタイユ、吉田 裕 聖女たち バタイユの遺稿から 四六変 172ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-309-1
ジョルジュ・バタイユ、吉田 裕 物質の政治学 バタイユ・マテリアリストII 四六変 259ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-502-7
ジョルジュ・バタイユ、吉田 裕 異質学の試み バタイユ・マテリアリストI 四六変 305ページ 3150円(本体3000円+税) ISBN4-87995-501-9
戈 麦/訳=是永 駿 戈麦(ゴーマイ)詩集 四六変 208ページ 2625円(本体2500円+税) ISBN4-87995-498-5
ジェイムズ・メリル/訳=志村 正雄 イーフレイムの書 菊変 237ページ 3360円(本体3200円+税) ISBN4-87995-496-9
ゲンナジイ・アイギ/訳=たなか あきみつ アイギ詩集 四六変 205ページ 2549円(本体2428円+税) ISBN4-87995-400-4
アレクサンドル・ソクーロフ/訳=児島 宏子 チェーホフが蘇える 四六変 157ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-418-7
エドモン・ジャベス/訳=鈴村 和成 小冊子を腕に抱く異邦人 四六変 229ページ 3150円(本体3000円+税) ISBN4-87995-427-6
サミュエル・ベケット/訳=高橋 康也、宇野 邦一 また終わるために 四六変 123ページ 2100円(本体2000円+税) ISBN4-87995-420-9
エマ・サントス/訳=岡本 澄子 去勢されない女 LA MALCASTREE 四六変 222ページ 2549円(本体2428円+税)
るしおる 62 菊変 112ページ 1260円(本体1200円+税) ISBN4-87995-688-0
るしおる 61 菊変 112ページ 1260円(本体1200円+税) ISBN4-87995-682-1
るしおる 60 菊変 118ページ 1260円(本体1200円+税) ISBN4-87995-671-6

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