迷子になった男の子



お父さん、いったいどこに行くの?
お願いだからそんなに速く歩かないで
お父さん、ぼくに声をかけて
かけてくれなきゃ、ぼくは迷子になっちゃう

夜は暗く、父親はどこにもいなかった。
子どもは涙でびしょ濡れ。
沼地は深く子は泣きやまない。
そしてすべては霧に覆われた。





|ホームページ||詩|
|目次||前頁(煙突掃除の少年)||次頁(見つかった男の子)|
エキスパンドブック版
PDFPDF版
mail: nyagao@longtail.co.jp