虚偽表示謝罪企業続々。「赤信号みんなで渡ればこわくない」だな。(哲




20131108句(前日までの二句を含む)

November 08112013

 草紅葉縁側のすぐざらざらに

                           波多野爽波

側は、こまめに掃除せず放っておくと、頻繁に上がってくる人のこぼした砂や土埃で、すぐ、汚れてしまう。そのさまを、「ざらざらに」という触覚性リアルな言葉で表現した。日常の光景から、実存の深みまで感じさせてしまうのが、爽波俳句の特色である。荒涼とした手触りの世界の外界には、色づいた秋の草が生々しいまでに、その色彩を訴えかけてくる。『骰子』(1986)所収。(中岡毅雄)




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