評判の「あまちゃん」が今日で終了。私は二週間ほど見て飽きた。(哲




20130928句(前日までの二句を含む)

September 2892013

 遠まきの星にまもられ今日の月

                           林さち子

風が去って空が洗われ、今年は待宵から名月、十六夜と佳い月の日々が続いた。ことに満月の夜の東京は雲一つ無く、街の灯りがぼんやりと照らすあたりにはかすかな星が浮かんでいたが、月はひたすらな光を放ちながら天を巡っていった。そんな月を、孤高の月、ととらえて、月が星を遠ざけている、と言うとそれは思い入れの強いありがちな見方になるだろう。この句の作者はそんな月が、遠まきの星にまもられている、と言い、今日の月、と結ぶことで、長く人と親しんできた円かな月が浮かんでくる。〈さはりなく今宵の月のふけしかな〉と同じ作者の句が二句並んで『ホトトギス雑詠選集 秋の部』(1987・朝日新聞社)にある。昭和六年の作、作者について詳細は分からなかったが、あたたかい人柄を思わせる。(今井肖子)




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