二言目にはアメリカを持ち出す内閣が、何で主権を祝えるのだ。(哲




20130405句(前日までの二句を含む)

April 0542013

 肛門が口山頭火忌のイソギンチャク

                           ドゥーグル・J・リンズィー

うか、肛門イコール口の生物もいるんだ。それが山頭火の生き方と重なる。なんて大胆で微妙な比喩だろう。山頭火の風貌や生き方、その短所も長所もひっくるめての肛門イコール口だ。こういう句はアタマの発想では出てこない。言葉から発する連関では出てこない。実際のイソギンチャクを目の前にして、じっと見て、見尽くして出てくる発想だ。もちろん知識も動員されている。この句を見たら芭蕉も子規も茂吉もうなずくに違いない。虚子はどうかなあ。『平成名句大鑑』(2013)所載。(今井 聖)




『旅』や『風』などのキーワードからも検索できます