東京でソメイヨシノ開花。予定した花見は散った後になりそうだ。(哲




20130317句(前日までの二句を含む)

March 1732013

 畝越えて初蝶ひかり放ちけり

                           佐藤博重

ンシロチョウ・モンキチョウ・スジグロシロチョウ・ウラギンシジミ・ムラサキシジミ・キタテハ・ベニシジミ。昆虫情報ブログでは、今年もすでに幾種類もの蝶が観測されています。越冬した個体と、この春に羽化した個体と両方あるそうです。寒さの中では、蝶は飛びません。とくに春先では、お日様が出ていて、風も強くない、うららかな日に限られます。掲句もたぶん。そんな春の日和でしょう。「畝(うね)越えて」が、この時季の蝶の様態をよく表しています。日差しを受けて温まった畝すれすれを選んで越えるのは、蝶の習性でしょう。畝の小高さが、ぬくもりのある空間を作っています。さて、蝶の種類は何か、これはわかりません。モンシロチョウが白い光を放っていることも想像できますし、ムラサキシジミが紫色の光彩を放っている姿も想像できます。いずれにしても、初蝶がひかりを放って畝を越える姿に、春の輝きをみてとれます。『初蝶』(梅里書房・2005)所収。(小笠原高志)




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