明日1日、サーバー工事のため午前9時頃まで閲覧できなくなります。(哲




20120331句(前日までの二句を含む)

March 3132012

 初蝶と見ればふたつとなりにけり

                           中西夕紀

う目にしているはずなのに、あ、初蝶、という記憶が今年はまだ無い。個人的な事情で、まことに余裕のないこの二ヶ月だったからだろうか。まあ気づいた時が初蝶なのだから、おかしな言い方かもしれないが。でも掲出句のような光景は記憶にある。まさに蝶のひらひらが見えてきて、ああ春が来たな、と感じているのがわかる。まだ寒さの残っている中、元気な蝶に出会うとうれしいものだ。ふたつの蝶は、もつれ合いながらやがて視界から消えてゆき、明るくなってきた日差しの中でゆっくり深呼吸している作者なのだろう。『朝涼』(2011)所収。(今井肖子)




『旅』や『風』などのキーワードからも検索できます