昨年よりはかなり遅めだが、庭の白梅が咲きはじめている。(哲




20110218句(前日までの二句を含む)

February 1822011

 石段にのる事二尺春の潮

                           松瀬青々

の潮が街なかの川に満ちてきて、川に下りる石段を浸して昇ってきた。石段は昔から濯ぎなどのためにあったものだろう。二尺だから約60センチ、満潮の刻と思われる。川と街と海とのつながり。そこで暮す人々の喧騒。日本のみならず世界中の海沿いの都市ではこんな自然の動きが何千年も繰返されてきた。「のる事」というふうな言い方は今の俳句にはない。だから新鮮。『蝸牛俳句文庫・松瀬青々』(1994)所収。(今井 聖)




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