山口から中学同窓会通知。行って飲むだけではつまらないし、どうするか。(哲




20091016句(前日までの二句を含む)

October 16102009

 とぶ意思なきはたはた次は誰と遭ふ

                           津田清子

たはた(ばった)が飛ぶ意思がないとどうしてわかるのか。それは人が近づいても飛ぼうとしないからだ。飛ぼうとしないばったにこれから何人の人が気づくのだろう。広大な世界の中のほんの一点に確かに息づく生命があって、その存在にかかわることなく無数の存在が通りすぎていく。このはたはたは実は作者そのものだ。人間そのものだ。という寓意に入る前に対象そのもののリアルが生かされていることが優れた「詩」の条件だと僕は思う。生て在ること、そのものの途方もないさびしさをこのはたはたが訴えかけている。『新日本大歳時記』(1999)所収。(今井 聖)




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